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どこかのだれかのものがたり。
なかなか作業が進まない。
それもこれも全てあのMoiraのせいだ!(責任転嫁) ・今日のSH 9/2付オリコンデイリーランキングで安室奈美恵、MONKEY MAJIKを抑え堂々の1位。 (3日、4日付では上記アーティストに次ぐ3位) 昨日放映のMステアルバムランキングで安室に次いでの2位。 や、まさかサンホラもここまで来るとは。 自分は友人からChronicle 2ndすすめられて、その友人よりもハマってしまったのがハジマリですかね。 あまり1期2期のこだわりもないです。もともと節操ないし。 あと、まともなライブ行ったのはたぶんSHが初めて。 まぁそんなこんなでささやかながら応援してきたSound Horizonが、デイリー1位……。 これは葡萄酒(未成年は葡萄酒的な水)で乾杯せざるをえない。 うん、喜ぶべきなんだろうけど、本心としてはものすごく複雑。 だってあんな音楽だもん。つうか今回は内容がめちゃくちゃ濃いし。 アニメロサマーライブや宇都宮隆伝いで買った人とかでも大変だろうに、ランキング上位だと所謂一般人でも買う人が出てくるかもしれない、となると…… ……面白い!(笑) いやもう一般人がハマって歓喜の声をあげても、逆に拒絶して気味悪がられてもどっちにしろ面白いからいいや。 良くも悪くも普通じゃない音楽なのは昔からだし。 MoiraからSHにハマった人、 『冥府ニヨゥコソ!』 Καλωσορισατε στην Αδης! MoiraでSHきめえええええと思った人、 世の中にはこんなキモチワルイ(もしくは胡散臭い)音楽集団も存在するのだよ。 残念だったねえ! とりあえずウィークリーランキングに期待しておくとして。 発売から3日経ったし、感想ぐらい書いてもいいよね! ネタバレちょいありかも。 ・Moira感想
第一印象は、とにかく濃い。 いろいろなところを回ると「クロセカっぽい」っていう意見もあったけど、厳密に言うならクロセカの「聖戦と死神」パートをめちゃくちゃ膨らませて重厚にした、ってのが近いのかな? とにかく豪華。コーラスやオーケストレーションをこれでもかこれでもかと惜しげもなくふんだんに使い、相変わらずの初聴では理解しきれない外国語交じり(今回は英語とギリシャ語、一部ロシア語(笑))の歌詞、相変わらずのクサメロ、めまぐるしい展開、声優も有名どころを使いまくり、まさにCD1枚で展開する神話のミュージカル。 1周目は曲に圧倒されすぎて何がなんだかわからずに終わった(笑)。 全体としてかなり密度が濃く、SHの中でもより一層人を選ぶ内容になっていますが、個人的にはこの「Moira」、いたく気に入っております。壮大なオーケストレーションがもともと好みだったしね(もちろんその他のサウンドも好きだけど)。 話がわかってくるに連れて些細なところで涙ちょちょぎれンスキー。 グッと来るトラック選べといわれても、全部グッと来てしまうから困った困った。 それでも強いて言うなら、「死せる乙女その手には水月」の破壊力はすごい。Dream Portで聴いたときはまさかここまでクるトラックだとは思わんかったよ……。 歌い手+声優の追加によって表現の幅が広がったのも強みかな。宇都宮隆といい、岩崎良美といい、栗林みな実といい、役もうまくハマってるし、個人的には若本と大塚の掛け合いが聞けただけでも良し!(笑) 楽器隊も毎度の事ながら頑張ってくれてますね。 オーケストレーションが多いCDだけど、否、だからこそあえて「冥王」を推したい! ギター、ベース、キーボード、ドラムにヴァイオリンも大活躍。特に中盤のプログレチックな間奏はたまらん!(あのプログレ調のみで1曲作って欲しいほど好き) さり気なく過去作のメロディを混ぜてくるのはいつものことだけど、ちゃんと「エスパー学園ミラ」のパートまで入れてくれるとは思わなかった(笑)。あと、第二次領拡行った人にはおなじみのフライングVローラン降臨時の音楽! 「神より与えられし」繋がりでこのメロディを使う発想はなかったわ。 (ネタわからない人ごめんね) 兎にも角にも、SHの「物語音楽」の表現方法の1つの極致ではないかなと思います。 ただ前述の通り、ミュージカル色が強く、かなり濃い内容なので個人差が激しい。 以前のアルバムよりもCD全体の話の繋がりが強く、1曲単体では物足りなかったり、他にはアイクの英語の語りが多すぎることや、Revo自身が歌や語りを入れていること(他の歌い手・声優に比べて質が低い)などに不満を持っている人も少なからずいるようです。 アイクの語りはもう少し減らしてもいいかな、というのは自分も思いました。あまり多用せずに曲の頭の登場人物紹介部分と肝心部分のナレーションだけでもアイク分は十分確保できたのではないかなと。Revo自身の歌・語りは、個人的に嫌いではないのでほどほどならいいかな。全体の大半に入ってきたらさすがに嫌だけど。 それと、話によると今回はかなりギリギリまで削ったそうで(総収録時間79:59とかギリギリすぎる(笑))、カットされた部分を考えるとやはりもったいないなぁ、と。オリオンやスコルピオスの絡みがもっとあったのかなぁ、と考えてしまう。 とまあやはり毎度のように一長一短な感じなこともあって正直他人に薦めにくい作品ではあるけど、「JPopみたいな平凡な音楽はもううんざりだー」という人は、ちょいと興味を持ってみたら面白いやも知れません。……「Moira」がそんな人でも受け入れられるものなのかはわかりませんが。 でも、「Moira」からハマった人には過去作薦めにくいなぁ……「Roman」とか、良くも悪くもさっぱりした作品だからなぁ……「Elysion」もまた作風が違うし。 まぁ、同一アーティストでも好きな作品は個人によって違うし、あんまり気にすることもないですね。自分が好きなものを好きだといっていれば良いだけで。 そんなわけで、一般的商業音楽(?)に飽きてる人、ゲーム系音楽が大好きな人、オーケストレーションやコーラス好きな人、ミュージカルが好きな人、若本が好きな人、じまんぐが好きな人あたりにオススメかな。……偏ってるなぁ。 そうそう、ボーナストラックも暗号を解いてゲットしました。 まだ聴いてない人は頑張って暗号を解いてね。冥王様に怒られているうちはいくらやっても無駄だろうけどね。 とてもシンプルな楽器編成、コーラスで紡がれるメッセージ。 これはコンサートで聴いたらおそらく泣くだろうなぁ……シンプルだけど破壊力がある。 ああ、そうそう、これだけは言っておかなきゃ。 じまんぐの大活躍を聴きたい人、Tr.2「人生は入れ子人形」は必聴でございます。 じまんぐ飛ばしすぎ。なんて胡散臭いんだ!(笑) ハラショー!! PR この記事にコメントする
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